このまま景気が落ち続けると製造業はどうなるか?リーマンショック時を振り返る

こんにちは、コロナウイルスにより経済が深刻な程度まで混乱してきました。

これは何も日本のことだけではありませんが、海外では日本の感染者数の低さに疑いの目を向けられているほど低い人数で推移しています。

しかし、ここ数日は感染者数も大幅に増え二次曲線的に増加しており、このままいくと欧米のようになりかねません。

日本は今、サービス業においては観光客が大きく減り、製造業ではトヨタが工場停止したりと仕事が半減してしまっている状況です。

このまま景気が下降し続けるとまさにリーマンショック時の再来となってしまいます。

もしリーマンショックと同じ状況になったら製造業はどうなってしまうのでしょうか?

今回は、私がリーマン時に体験したことを紹介したいと思います

製造業においては、現場も事務所も派遣さんが一定の割合でいるのですが、その方々たちが、先ず契約更新が出来ずに打ち切られていきます。

残った正社員で仕事を行いますが、なにぶん仕事量が半減していますのでそれでも人のほうが余ってしまい、通常時であれば月に数十時間は残業をするところが、残業規制がかかり基本的には残業ゼロになり、収入が大きく減ります。

製造業というのは、工場でモノを作り続けてなんぼの世界ですので基本的には労働時間が長くなるため、他の業種に比べると基本給は低めで残業代でカバーするような賃金形態になっています。

このため、毎日定時間となるとやはり収入は減ってしまいます。

また、さらに仕事量が減ってきて会社の利益が出ない状態では、従業員を休ませる「一時帰休」というものをやります。

これは平日を休みにする(例えば毎週金曜日を休みにして3連休にする)ことにより人件費を減らそうというものです。

この場合全くの無給というわけではなくで会社との取り決めにより何割かの給料は保証されます。

これはかなり規模の大きい会社でも多くやっていた記憶があります。

また、ただ単に休みとするのではなく、帰休日にみんなを集めて教育などを行った場合には国から補助金が出て、その分が上乗せされることになります。

この一時帰休は会社全体で行う必要はなく、会社の中でも仕事のない部署、例えば課単位で実施し補助金を申請することが出来るので、自分の課は週休3日だが隣の課は土日のみの通常の休みということも発生します。

当時は毎週週休3日だったので、週末にどこかへ遊びに行く人が多かったのですが、今回はもしやるとしてもコロナのため外出は禁止という条件が付くかもしれません。

一時帰休を行ってもまだまだ経営状態が良くない企業は「早期退職」と言って定年前に退職する意思のある人を募ります。

応募してきた人に対しては、通常よりも多くの退職金を支払うことによって、早期に退職していいただき、その後の人件費を削減する方法を取ります。

また、正社員を採用すると恒久的に人件費がかかるため企業は新卒の採用を大幅に控え、そのぶん派遣社員を雇うことになります。

部署によっては派遣さんだらけになることころもあります。

派遣会社は景気が良くない時はこの需要を事前に織り込んで人の募集を強化するのです。

今まで割と大変なことを解説してきましたが、これは景気の良くない時にはある程度仕方のないことです。

大切なのは景気に左右されにくい会社を選ぶことです。

1つの製品やサービスに特化しているのではなく、複数の柱を持っている会社が比較的強いと言えるでしょう。

では今度は逆になにかいいことはないでしょうか?

これはもう、自分の時間がたくさん持てるということが最大のいいことだと思います。

先にも述べたように、製造業は必然的に労働時間が長くなります。

このため、毎日定時間で帰れたり、あるいは週休3日になったりすると普段はできないような自己啓発に取り組めたり、十分な休息や趣味をすることが出来ます。

景気の良い時は、技術者は非常に忙しく残業をたくさんやったり、毎週のように休日出勤をしたりと、とにかく大変です。

現在は不景気であり大変であることは確かですが、私は気の持ちようだと個人的には考えています。

つまり、不景気で大変と考えるか、自分の時間が増え普段はできない様々なことが出来ると考えるかの違いです。

就活も同じような側面があると思います。

今年度は採用を見送る会社も多く出てくるでしょうが、一方でこのような状況でも採用してくれる会社は不景気にかなり強いと言えます。

そのような会社は将来もきっと安心です。

また、このような大変な時期に就活を乗り切ることが出来れば、社会人になってもきっと強いメンタルでやっていけることが出来るでしょう。

泣いても笑ってもあとちょうど1年です。今が一番大変なときだと自分に言い聞かせて、頑張って就活を進めていけばきっと将来は見えてきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です