エンジニアの企業格付け スバル(SUBARU)

格付け第6回目です。

エンジニアの目線から見た会社の知名度・事業内容・働きがい・将来性などから、各企業の格付けを行っていきます。各項目5点満点とします。

株式会社SUBARU

①知名度・・・★★★☆☆ 3点

スバルは群馬県に本部を置く自動車メーカーで、国内第7位のメーカーです(8社中)。

もともとは富士重工業という社名で、各種自動車と一部航空機を手掛けており、クルマのブランド名としてスバルという名前を使っていました。

スバルという名前のほうが広く知れ渡っていたため、2017年からSUBARUに社名変更しています。

スバルのほうがなじみがあるといっても、富士重工業にくらべればの話で、そもそもクルマ好き以外の人にはあまり知られていません。

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②事業内容・・・★★★★☆ 4点

各種自動車の設計・製造・販売(エンドユーザーへの販売は各県の販売会社)を行っています。

また一部で航空機の部品も手掛けており、大型旅客機の主要な部品を製造していますが、事業全体に対する割合は5%にも満たず、実質的には自動車メーカーと言えるでしょう。

スバルと言えば、メカへのこだわりが非常に強い会社として知られています。

全ての車種に4輪駆動を設定したり、水平対向式と呼ばれるエンジンは、ポルシェと同じメカニズムでとても高性能です。

メカ的には他社の一歩も二歩も先を行っています。

③働きがい・・・★★★★★ 5点

スバルも働きがいについては、すばらしいものがあります。

水平対向式エンジンや、凝った駆動方式、高剛性なシャシーなどまさにセンスあふれるモノづくりをしています。

スバル車に実際乗ってみるとそのしっかりとした乗り味に驚かされます。

ヨーロッパ車と同等のボ剛性や徹底的に作りこまれた足回りなど、エンジニアが自分の納得いくまで手間と時間をかけることが出来ている証です。

スバルもマツダと同様、大のクルマ好きでないと活躍は難しいでしょう。

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④将来性・・・★★☆☆☆ 2点

将来性に関しては一転、明るい見通しはあまりありません。

作っているクルマが日本の市場では、あまりにマニアックすぎて万人受けしません。

スバリストなる熱烈なマニアがいる一方で、シェアは2.5%程度です。

また、このシェアすら維持するのが精いっぱいで、販売を値引きに依存していることもしばしばあります。

いいモノを作っているだけにとてもですが、将来はトヨタの一部門として残れるかどうかにかかっています。

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⑤年収・・・★★★☆☆ 3点

スバルの平均年収は650万円とトヨタニッサンの800万円代からすると大きく水をあけられています。

中小企業でもいいところだと、これ以上あるでしょう。

企業規模やシェアからすると仕方ないのですが、アウトプット(成果)の良さとのバランスがとれていません。

⑥総合評価・・・★★★☆☆ 3点

働きがいはマツダと同じく最高の会社です。

しかし、だんだんトヨタ色が強くなってきています。

2008年にはそれまで自社開発していた軽自動車の生産をやめ、ダイハツからのOEM供給に変更しました。

一方で、トヨタには86というスポーツカーを逆に供給するなど、頑張っています。

エンジニアがトヨタにも負けず自社を誇れる数少ない会社です。

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