設計というお仕事(1)

こんにちは、今回は設計の仕事内容について触れたいと思います。
理系の皆さんは、設計希望という方も多いのではないかとおもいますが、
幅が広いので2回に分けてお話ししたいと思います。

分け方としては、完成品メーカとそれ以外(一次請けや設計受託会社、
派遣など)に分けます。だいぶ内容が変わってきますので。

先ず完成品メーカとは、自社で製品を企画立案し、販売までする
会社のことです。
例としては、トヨタ自動車・三菱電機・住友林業などです。
皆さん知っている会社が多いですね。

完成品メーカでは、当然自社製品の企画や設計を行うのですが
黙々とCADで図面を描くというよりは、どちらかというと
取り纏め的な役割の場合が多いように感じます。

一例としては、新しい製品(例:大型空調機)を立ち上げようとしたとき
その製品のコンセプトや、客先がある場合は提出ドキュメント(仕様書等)
やレイアウト図の作成等、総括できる立場の人じゃないとできないことを
やることが多いです。
そして詳細設計については、社内のCADオペレーターや、設計外注さんに
頼むことが多いのです。
上がってきた図面のチェックは当然します。

また、部品図と組立図とありますが、自社工場で加工する部品は
工場の生産技術と、組立性については、組立担当技術者と
打ち合わせを行い、加工性や組立性の良い形状を決定していきます。
この打ち合わせをしっかりやっておかないと、のちに部品が現場を
流れるときに「こんなの加工できないよ~」と
敬遠されてしまうことがあります。

また、ベアリングなどの購入品については、専門メーカを呼んで
仕様の打ち合わせをします。

意外に設計的要素って少ないと思いませんか?
分業制が進んでいますので、時間がかかる詳細設計は
専門の人に任せる会社が多いと思います。

wordなんかを使って客先に提出書類を作成することも
意外に多いんですよ。
入社後の数年は先輩社員の下で、詳細設計の仕事を手伝いながら
実践力を身に着けていくことになります。
当然、材力や機構学といった基本的な知識が必要になります。
参考になりましたでしょうか?