設計というお仕事(2)

前回に引き続き、設計の仕事内容について解説していきます。
今回は、完成品メーカの1次請けや設計受託会社、派遣としての
設計職についてです。

基本的にはクライアントから仕事の依頼を受ける形になります。
打ち合わせの場では、どういう製品の図面を、いつまでに、いくらで
請けるかを調整し、その後は黙々と詳細設計を行うことが多いです。
スピードと正確さがものをいう世界です。

一次サプライヤーの中には、例えば自動車の一部品を
設計から受託し、工場での生産からサブアッセンブリーまで
一手に手広く引き受けるところも多くあります。
そういうところは、自社工場での生産がありますので
前回の記事同様、生産技術や生産管理との納期調整等
多くの付帯業務を同時に行います。

そういう点では、完成品メーカーと変わらないとは思いますが、
一番の違いは設計・製造をクライアントから委託されていること、
すなわち自社ブランド品か否かということです。
できた図面はクライアントに承認願図として提出し、
承認を受けます。

サプライヤーの中でもコアな部分を担っている企業では
クライアントからの要請で、ゲストエンジニアとして
相手先へ出向し、勤務することがままあります。

一点注意しておきたいのは、設計受託会社や派遣社員
(派遣会社の正社員でも)の場合、若いうちはそんなに
気になりませんが、毎回仕事をもらうという立場から
打ち合わせの場で、クライアントの若い社員に対しても
ペコペコしなければならない時があります。
単価についても、買い手市場の時は低くなりがちのため
注意が必要です。

一応ご参考までに。

完成品メーカの設計との違いは、
より専門性が高いということです。