エンジニアの企業格付け ヤマハ発動機(YAMAHA)

ヤマハ発動機株式会社

①知名度・・・★★★★☆ 3.5点

ヤマハは、トヨタなど世界の自動車メーカーに、高性能エンジンを供給するエンジンメーカーです。

二輪車(オートバイ)も手掛けており、世界第2位のシェアを誇ります。

東証一部に上場しており、従業員は55,000名(連結)でグループ会社は134社にも上ります。

そのうち海外は100社以上となっており、途上国などでの小型二輪関係の会社が多いのが特徴です。

楽器のヤマハがルーツとなっているため、小学生から老人まで多くの人々に「ヤマハ」のブランド名が知れ渡っています。

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②事業内容・働きがい・・・★★★★★ 5点

ヤマハはとにかく、メカニカルエンジニアにはドンピシャの会社です。

売り上げの60%以上がオートバイ(ランドモビリティ)や自動車用エンジンといった、メカ的なもので占められています。

ヤマハのマリン事業は旧三信工業ぶんです

エンジンに関しては、トヨタの高級車に搭載されているエンジンは同社製のものが多いです。

レクサスや、クラウンなどのV型エンジンは開発から量産まで行っており、言い換えれば世界最高峰のクルマに搭載されるエンジンを作っている会社です。

トヨタ以外にも、フォードやボルボといった海外メーカーへも実績があり、自動車用エンジンの生産量は累計で300万機を超えています。

「オートバイ」や「自動車の高性能エンジン」といった非常に趣味性の高く、高付加価値な製品を作っているので、その分野のセンスがもちろん問われます。

一方で、熱力等の基礎研究にも力を入れているため、特にクルマやバイクが好きでなくとも、活躍の場はあります。

ヤマハの近くにスズキがありますが、両社を比べると、スズキが趣味人の集まりなのに対してヤマハはもう少しサラリーマンチックな雰囲気の会社です。

トヨタの資本が一部入っているのも関係していると思われます。

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③将来性・・・★★★★☆ 3.5点

途上国においては小型二輪が好調なことと、トヨタの高級エンジンを製作していることから当面の間は、事業は好調に推移していくでしょう。

しかし長期的な目線で見た場合、先進国のEV化や、途上国の発展に伴い二輪離れが起きたりと、ヤマハを取り巻く環境は決していいとは言えません。

既存事業を末永く活かしていくには、苦手としているヨーロッパでの高収益化など、今まで以上に付加価値の高い製品へとシフトしていく必要があります。

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④年収・・・★★★★☆ 3.5点

ヤマハの年収は745万円(43歳)と、完成品メーカーとしてはまずまずといったところです。

オートバイで世界1位のホンダには100万円近く水をあけられています。

扱っている製品が非常に趣味的なものが多いので、自分の趣味が仕事になり、そしてこれくらいもらえると考えた場合は特に不満のないレベルでしょう。

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⑤総合評価・・・★★★★☆ 4点

「自動車用エンジン」「オートバイ」「ボート」など作っているモノがエンジンに関連するものがほとんどです。

トヨタの高級エンジンを担っているというのは、それだけ技術力が認められているということです。

だから発動機という名前なのでしょうが、いささか時代遅れのような名前です。

今はいいのですが、やはりEV化の波が来るまでにどれだけ変革できるかに、未来はかかっています。

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