最近の就活生を見て思うこと

みなさんこんにちは、私が、就職活動をしていた時は
就職氷河期の最後のほうで、非常に厳しい環境でした。

現在は景気も回復し、就職活動は「売り手市場」などといわれることも
多くなりました。有効求人倍率は2019年においては1.58倍となり
過去と比較しても高い数値となっています。

資料出所
厚生労働省「一般職業紹介状況」、内閣府「景気循環日付」

しかしながら現在の学生はブランド志向が強く、いわゆる大手といわれる
企業ばかりにエントリーする傾向が強く、中小は見向きもされない
といった極端な偏りが見られます。

これについては最近の学生は選り好みし過ぎる、との意見も散見されますが、
私はむしろいい傾向、というか必然的だなと思います。
というのも大手と中小では、給料をはじめとした待遇の差が年々大きくなり
2極化しているかのようになっていて、これでは皆大手へ行きたがるのも納得
できると思ったからです。

私の会社が普段仕事を依頼している外注さんの1社は、
規模は100名程度ですが、話を聞くと募集をかけても全然人が
集まらないそうです。技術的にはいいものを持っている会社だと
思っているのですが・・・

中小企業も、うちは小規模だからと言い訳をしないで
大企業に負けないくらい、自分の会社を魅力的なものに
変えていかなければ、淘汰されてしまう時代になってしまいそうです。

一方上場しているような大企業に限って言えば、有効求人倍率が
過去最高になろうが、皆が殺到するため採用倍率が100倍を優に超える
激戦となるところもあり、そのような状況では私が不況に翻弄された
氷河期と状況は何ら変わっていないのでは、と思うようになりました。

繰り返しになりますが、私はブランド志向というものを否定するつもりは
ありません。誰しも可能ならば、条件の良い企業へ行きたいと思うのは
当然ですし、自分の技術者としての可能性がどこまであるのか試すためには
やはり大手のほうが環境が整っているように思うからです。

しかしながら、熾烈な競争に打ち勝つ必要があります。
そのためには、大学での勉強で何番を取ったか、卒業研究にどれだけ
取り組めたかといった、定量的なことよりも大切なことがあると考えています。
自分がなぜエンジニアになりたいのか、仕事に対してどういった信念や
思いを抱いていて将来どうなりたいのか、といった就職観を意識し
就職活動に取り組めた人ほど、いい結果を得ているように感じるのです。

一息ついて、自分を見つめなおす時間が持てると、自ずと行動すべきことが
見えてくるようになりますよ!