研究開発の職種について解説します

こんにちは、今日は研究開発職の仕事内容について解説していきます。
研究開発と言っても様々な業種がありますが、今回は自動車部品の
1次サプライヤーを例にして、お話しします。

自動車部品をアッセンブリーで製作し納入することを主たる業務とする
サプライヤーは、基本的には完成車メーカーの要求する仕様に基づき
部品の設計図作成~製作、組立までを行います。
以前は特定の自動車メーカーとの取引しかない会社が一定の割合でありましたが
現在では少数派となり、グローバル化が進みかつてはトヨタ系などと言われた
メーカーも今では欧州車メーカーにも部品を供給したりしています。

サプライヤーも既存顧客以外にも販路を拡大したり、既存顧客を他の同業者に
奪われないように日々、自社の得意とする製品をメーカーの仕様とは別に
独自に付加価値を高めて、新規顧客に提案し採用してもらえるように
開発を行っているのです。

研究や開発というと、今までの常識を覆すような新製品を生み出すことを想像
する方も多いと思いますが、実際には製造業においてはそのようなことは
ごく一部で、多くは既存の技術や製品をベースにして機能を改善したり
コンパクトにしたりと、割と地味というか地に足を付けた地道なことを
やっていることが多いです。

例えば現在Aという製品があるとすると、それらの機能を改善させてA’という
製品と作ったりといった具合です。
どういう改善が多いかというと、例えばエンジン部品についていうと、昔は
よりパワーが出る製品、より高回転まで回る製品など、限界性能を追求する
ことが多かったように思います。

現在では、そのようなことはあまりなくどちらかというと「省エネ」とか
「リサイクル性」、「低コスト化」など特に環境性能を改善する製品の
研究開発が盛んにおこなわれています。
それは、端的に申し上げると先人のやり残した課題を、現代の人がやっている、
ともいえるかもしれません。

そのような考えにおいては、自動車のようなある程度成熟した産業よりも
これから伸びる新興産業のほうが、「先人」として楽しめるかもしれませんね!

私のように社会経験をある程度積んだものから言わせてみると、たかだか大学院
の勉強を終えたくらいで、自分の専門はこれだ!などと決めつけるのではなく、
重要なのは、就活という機会を通して自分の知らない様々な業種も覗いてみる、
社会勉強をしてどのような業界があるのかを習得し、自分の可能性を最大限に
開花できる業種はどこか、頭を柔らかくし就活を進めるということではないでしょうか。