製造技術と生産技術の違いを詳しく解説!

こんばんは、皆さんは希望職種を決めるときに似たような名前で、何が違うのか
よくわからない職種があって困ったということがありませんか?
今日は、「製造技術」と「生産技術」の違いについて解説していきます。
正直何が違うのと思われる方もいらっしゃるかと思います、それは名前からでは
違いを推測するのが難しいからです。
私が経験した会社では製造技術も生産技術も両方ありました。

先ず生産技術については先日記事にした、生産技術の仕事(加工編)(組立編)
にて詳しく解説しましたのでまだの人はそちらをご覧ください。
ざっくりと要約すると、これから生産を開始する新規製品を作るための準備を
するのが生産技術の仕事です。
設計から図面が出てきて、材料の購入から、どのような手順で加工していき
完成品にするかというのを考える、工程設定を行うと説明しました。

また、実際に少量試作してみてうまくラインが回るか、不具合がないか等の最終
チェックまで行います。
それが生産技術です。工場が何カ所かあるような大規模な会社は、本社に部門が
置かれていて各工場に出向いて立ち上げを次々に行ったりします。

一方製造技術はというと、生産技術が立ち上げた新規ラインがある程度順調に
回るようになると、引き渡し式みたいなのがあって、その工場の製造技術と
呼ばれる部署に管轄が引き渡されます。

製造技術は、引き渡されたラインについて様々な改善ごとを行います。
ある程度うまく回るとはいっても、何らかの理由で細かな機械停止(チョコ停)
があったり、不良品が思ったより出たり、工具の折損が多かったりと
そのライン特有の不具合点みたいなのが、見えてきます。

それらの細かな不具合を、現場作業者と一緒になって改善していき生産性の向上
を目指すのが製造技術の主な業務です。
現場でチョコ停等の不具合が多いと、作業者が大変になります。
ですから製造技術の人がそれらの困っていることを改善してあげると、
非常に喜ばれます。
製造技術に向いている人は、人の話を聞いてあげるのが好きな人、またコツコツ
と努力を積み重ねるのが好きな人には、うってつけの職場ではないでしょうか!

なお現場の規模が割と小さめの会社や、ノックダウン生産の多い会社は、
生産技術と製造技術が一つになっているところもあります。
そうなると、まさに自分で立ち上げその後の改善もやってと、
自分で幅広い範囲のことをやれるので、一から十までやりたい人には
たまらない職場ですよ!