品質管理の仕事を詳しく解説!

今回は品質管理の仕事内容について解説していきたいと思います。品質管理
とは、いったい何をする職場かあなたは分かりますか?製造業においては、
無くてはならない存在です、特に近年では大手企業において品質不正問題が
大きく取り上げられたりして、その重要性について再注目されている職種です。

今回も自動車部品の工場を例にとって話をしていくのですが、クルマ
のモデルチェンジに合わせて新規にエンジン部品を作るような場合、先の記事
でも解説したように生産技術が製造ラインの工程設計を行います。

設計図通りの高精度(ミクロン代です)な部品を作るために、あれこれと
様々な工夫を凝らしてラインを作るのですが、ほんとに狙った通りの
品質(精度)で量産部品が出来ているか、目視や加工機の稼働状態だけでは
わかりませんよね?そこで、部品の各部の寸法などを定期的にチェック
してばらつきが大きすぎないかとか、下限側に偏っていないか等を、
グラフなどを用いて解析・評価し、製造ラインが正常か異常かを
判断したりします。

また一つの部品を作るのにA~E5台の加工機でラインを組み、A→B、
B→Cといった順で加工を進めていく場合、最後の加工機Eでの加工が
終わった後ですべての検査をしていては不良が出た場合の無駄が多くなるので、
各加工機での加工が終わり次へ渡す前に、抽出検査を行ったりします。
具体的には、検査治具という道具を用いてそれに部品が無理なくセット
できるか、できれば合格できなければ不合格となり原因を探すといった、
OKかNGかの単純な判別を現場作業者が行える仕組みを作ったりもします。

そのような治具の設計や、工程のどこでどのような検査を行えば製品として
漏れなく品質を担保できるかといった、製作過程での品質を管理するのです。
一部品質保証とかぶる部分もありますが、加工現場での品質を守る!という
最重要な役割を担っているのです。
最近は、品質問題で顧客の信用を無くし失墜する企業が非常に多いことから
分かるように、大事だけど効率化を優先するあまり見過ごされてきた職種
といえるのです。これからは、見直される動きが高まり脚光を浴びるのは
間違いないでしょう。責任感のある人に向いている職種と言えます。