エンジニアの仕事紹介!外注さんの技術指導

こんにちは、就活生の皆さんにエンジニアの仕事の一部を解説していきたいと
思います。製造メーカーは当然のことながら自社で工場を持っており、様々な
部品を加工しています。全部を加工できれば良いのですが、忙しすぎて自社ではさばききれないとき、同じ加工ができるような加工設備を持っている外注業者
さんに依頼することになります。

外注業者さんにも大小さまざまあり、技術力もピンキリですが自社の部品を加工
してもらうからには、当然同じ品質基準でなければなりません。
そのため仕事を依頼する先にはどのような手順で部品を加工していったら
いいか、あるいはこういう部分に気をつけてくださいとか、設計図などの
書類だけでは読み取れないコツなどを教えたり、工場内部が整理整頓されて
いるか、十分清潔かどうか等を確認しに行きます。

例えばクルマのアルミホイールを例に取ると、まず材料となるアルミ
の素材を支給します。初めに旋盤と呼ばれる、金属を丸く削る機械で外周
(タイヤが嵌る部分)を丸く削ります。そのあと内側のスポークと呼ばれる
部分を、設計図のデザインの通りにマシニングという機械で削っていきます。
またホイールを車体側へ取り付けるためのボルト穴の加工、そしてホイールの
中心にある、車体側のハブという部分に精密に入るための取付穴を開けます。

その後また初めの旋盤へもっていき、中心穴を基準にして外周を寸法になるまで
削りこんでいき加工完了といった具合です。(最後にこれをやらないと中心穴
との同芯が出ないため、ホイールとして使い物になりません。
熱処理表面処理等細かな部分は割愛しましたが、全体の流れはこんな感じで
やってくださいという指導をします。

そして設計図に指示されている精度(例えば外周寸法はφ500±0.2mm
で中心穴はφ60±0.1mmとします)通りにできているか、測定する必要
があるのですがどのような検査器具を使用して測るか等の指示もします。
チェックシートに測定した数値の記録も忘れずに行ってもらうよう徹底します。

このように、外注さんに出す場合にも社内と同等の品質で作製する必要がある
ため細かい部分まで指導をする必要があります。
積極的な業者さんの中にはメーカーの工場まで来て、製造現場で実際の作り方を
見てそれと同様に自社でも展開したりと、勉強熱心なところもあります。
このようなことは生産技術が受け持つことが多いと思いますが、様々な業者さん
と知り合いになれ、またそこでは自社とは違った業界のものを作っていたりも
するので、お互い勉強になるんですよ!
またお昼を一緒に食べに行ったりもするので景気の動向や業界の話など、様々な
情報交換などもできて、技術者って楽しいなぁって思える瞬間です!


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