生産技術の仕事解説!製品原価を30%低減せよ!

こんちには今日は生産技術の仕事の一つで、製品(部品)の原価低減への取組
みについて解説します。製造業においてはどの会社においても「原価低減」が
盛んにおこなわれています。
それはなぜかというと、売価の内訳は(売価)=(原価)+(利益)になって
おり(売価)は変えられないため(利益)を大きくするためには(原価)を
下げる必要が出てきます。

では何をするかというと各部署で役割は変わってきますが、生産技術で行うこと
は工場での部品加工や組立の工程で、無駄なところは無いかを探してそれを排除
します。
例えば金属を削るような工程では、一度に1mmずつ削っていたものを刃物を
改善することによって2mmずつ削れないかとか、削った後の削りカスの掃除を
人の手で1個当たり30秒かけてやっていたのを、機械でエアーを吹くことに
より半分の時間でできないかとか、そんな切り口で限界まで生産性を上げる
ことにより原価を下げようとします。

効率を上げて時間を短くしたり、今まで人の手でやっていたものを機械に置き
換えてスピードアップさせたりというのが常套手段です。
もっと突き詰めていくと、そもそも削る必要があるのか?材料の時点で寸法が
しっかり出ていればわざわざ削る必要が無いんじゃないか、そうであれば
材料を作っている部署と掛け合い、材料の時点で精度よく作ってもらうように
かけあったりもします。このような改善の発想は工程を削減できることになる
のでうまく行くと一発で50%低減できたりもします。

またスマホを組み立てるような工場を例にとると、たくさんの部品を組みつける
必要がありますが、一個ずつネジで止めているとネジを回す時間がかかるので、
代わりにツメ式にして、部品をパチンッとはめるだけで済むようにしたり
工程内で、一定の割合で出てしまう不良品を、捨てるのではなく修正して
正規品として使えるようにしたりと、原価低減のための工夫する力こそが各企業
の一番力を入れているところです。

生産技術は新製品の立ち上げも行いますが、その後の継続的な原価低減の取組み
も行っており、意外ですがイケてる会社は設計よりも生産技術の力が優れている
ことが多いんですよ!
30パーセントは一気には難しい数値ですが日々の細かな改善により確実に
達成している会社は多数あります。

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